【千葉市】千葉市独自の「無料PCR検査」本日8月5日から受付開始。検査の対象者は?千葉県の「検査キット配布」との違いは?
新型コロナウイルス感染者の急増により、発熱外来の予約が取れない状況を緩和するため、千葉市は独自の「無料PCR検査」を8月5日(金)9:00から開始します。期間は2022年8月31日(水)まで。
対象者は、千葉市民で感染症の症状が出ている全ての人で、年齢・基礎疾患・濃厚接触者であるか・ワクチン接種回数・妊娠の可能性による制限はありません。
検査方法は、専用フォームから申し込むと、PCR検査キットが送られてきます。検体を返送すると結果はメールで知らされ、陽性の場合は保健所へ発生届を市の委託業者が行います。一日500件まで受け付け、利用回数は一人1回までとなっています。
一方、千葉県でも新型コロナウイルス感染症の無料検査キットを配布しています。千葉市の事業との違いはあるのでしょうか?
千葉県の無料検査キットの対象者は、千葉県民で濃厚接触者もしくは軽度の感染症の症状が出ている人、かつ40歳未満、もしくは40歳以上65歳未満で糖尿病や高血圧等の基礎疾患がなく、ワクチンを少なくとも2回接種している、妊娠の可能性がない人限定です。
検査方法は、専用フォームから申し込むと、抗原検査キットが送られてきます。結果はすぐに出るので、陽性の場合は自分で「陽性者登録センター」に陽性者登録を行います。一日あたり合計20,000キット申し込み可能で、利用回数は一人1回まで。
千葉市・千葉県の無料検査事業は、共に申し込みからキットが手元に届くまでどうしても数日かかります。緊急性の高い症状が出た場合は、キットの到着を待たずに医療機関を受診したり救急搬送の要請をしましょう。
※この記事は2022年8月5日現在の情報です。